データ / EXPERIENCE TO PURCHASE
体験した子どもの約3割が購入:
体験と物販がつながる設計
文:フェイスペイントジャーナル編集部
要旨 子どもの職業体験テーマパーク「カンドゥー」では、ペイント体験をした子どもの約3割が画材を購入しました。体験の場で「どこで売っているの?」と聞かれることが多く、物販との相乗効果が分かりやすい事例です。ペインターは、スタッフの間でも人気の職業になりました。
背景
イオンモール幕張新都心にある、子どものお仕事体験テーマパークです。ペイントは「体験で稼いだ施設内の通貨と、限られた時間を有効に使うアクティビティ」として人気になりました。ペイントが始まるとギャラリーができ、あっという間に行列に。親はもちろん、修学旅行生にも人気です。
数字
Conversion
ペイントを体験した子どもの約3割が購入
談:カンドゥー運営部 パーク運営グループ 佐野まどか氏、カンドゥーショップ店長 飯島健次氏
しくみ:見せる体験が、売場の前で起きる
描いている様子そのものがギャラリーを集め、次の体験者と購入者を生みます。体験と売場の距離が近いほど、「どこで売っているの?」が購入に変わります。
しかけ:「家でもできる」と思える手軽さ
道具が少なく、水も使いません。体験した子どもが「自分でもできる」と感じられることが、購入の後押しになります。施設側は、出張型やワークショップへの展開も考えています。
もうひとつの効果:憧れの職業
ペインターは、スタッフの間でも人気の職業になりました。描く側にとっても、子どもに喜ばれる体験は誇りになります。
転用するなら
- 体験の場と、商品を手に取れる場がつながっているか
- 体験した人が「自分でもできる」と思える道具を使っているか
- 体験の様子が、通りがかる人に見える配置になっているか