ケーススタディ / CORPORATE EVENT
社員の家族に、
会社を好きになってもらう
文:フェイスペイントジャーナル編集部
要旨 社員の家族や友人をオフィスに招く「ファミリーデー」は、福利厚生であると同時に、会社への親しみを育てる場です。ヤフーでは会社のロゴを使ったペイントを、日本ヒューレット・パッカード エンタープライズでは2018年から毎年、親子のコミュニケーションを深めるワークショップを企画・運営してきました。
ヤフー:ロゴを、親子で描き合う
「Yahoo! JAPANに親しみを感じてもらうイベント」を目指し、会社のロゴを使ったフェイスペイントを行いました。担当者からは「安全性が高く、簡単にペイントできるため、お子さんを中心に社員を含む多くの来場者が楽しそうに体験していた」という評価をいただいています(コーポレート・コミュニケーション本部 杉澤和弥氏)。
Shikumi & Shikake
- 親子で描き合えるワークショップの形で運営する
- ロゴ「Y」のステンシルを作り、ドレスコードにして回転率を上げる
- 内定者の顔に「内定」と描くなど、社員同士が話しかけるきっかけをつくる
日本ヒューレット・パッカード エンタープライズ:毎年の恒例に
2018年から2026年まで毎年、ファミリーイベントのコンテンツ企画と運営に参加しています。テーマは「会場を盛り上げ、思い出に残る演出」と「親子のコミュニケーションを深めるワークショップ」です。このほか、メタ(旧フェイスブック)、日本ロレアル、ソニーグループ、野村総合研究所、シスコなどのファミリーイベントにも参加してきました。
しくみ:ロゴを「描いてもらいたいもの」にする
ロゴ入りのシールを配っても、子どもにとってはただの配布物です。親子で描き合う体験の中にロゴを置くと、ロゴは「楽しかった一日」の記憶と結びつきます。
しかけ:社員同士をつなぐ、小さな一筆
「内定」のペイントのように、顔に描いた一言が話しかけるきっかけになります。家族のためのイベントが、社員同士の交流の場にもなります。
転用するなら
- 家族が「この会社、いいね」と感じる瞬間を設計しているか
- 会社のロゴやメッセージを、押しつけでなく楽しめる形に変えているか
- 社員同士の会話を生む仕掛けを、体験の中に忍ばせているか
- 毎年続けて、家族にとっての恒例行事にできているか