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​特集記事​​

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ビーチ×フェイス&ボディペイントの舞台裏 〜大会主催者にインタビュー〜

  • 5月20日
  • 読了時間: 5分


5月9日・10日の2日間、三浦海岸に熱い歓声が響き渡った。


ITF ビーチテニスワールドツアー〜三浦オープン〜」——世界レベルのビーチテニスプレーヤーたちが砂浜のコートで火花を散らすなか、会場の一角にひときわカラフルな行列ができていた。お目当ては、プロのフェイスペインターによるフェイスペイント体験ブース。頬にキラキラの星をのせた子どもが走り回り、大胆なボディペイントを入れた大人が声援を送っている——この日、三浦海岸は"もうひとつのコート"になっていた。


前回の記事では、ベテランペインターまゆさんの視点からその魅力を掘り下げたが、今回は、元ビーチテニスの日本チャンピオンでもあり、イベント全体を取り仕切る主催責任者でもある一般社団法人トータルビーツスポーツの代表理事 相澤幸太郎氏に改めて話を伺った。



Q

── インタビュワー

当日の雰囲気はいかがでしたか?

A

── 相澤氏

想像以上でした!(笑)ビーチテニスの選手やスタッフだけじゃなくて、同時開催していたマルシェの出展者の方々も、来場してくださったお客さまも、気づいたらみなさんどんどんペイントしてくれて。会場全体がカラフルになっていって、それがまた雰囲気を華やかにして……気づいたら「場の一体感」が自然と生まれていましたね。


写真や動画への映えかたも本当にすごくて。盛り上がりを伝える手段として、とてもわかりやすいので大満足です。




Q

── インタビュワー

どうしてフェイスペイントを導入しようと思ったのですか?

A

── 相澤氏

ビーチテニスの国際大会ですから、やっぱり選手たちに最高のパフォーマンスをしてほしい。でも同時に、応援している人たちや運営スタッフみんなが一緒に盛り上がれる空気にしたかったんです。「観る人」と「する人」の間にある壁を壊したかった、というか。フェイスペイントならその橋渡しができると思って依頼しました。ミラクルペイントは汗や水でも溶け落ちないので、ビーチとの相性も最高ですね。

Q

── インタビュワー

フェイスペイントの導入を決める前に、気になっていたことや不安に感じていた点はありましたか?また、それはどのように解消されましたか?

A

── 相澤氏

当日来場された方がどのくらい積極的にペイントをしてくれるか、というのが正直一番の不安でした。でも、まずスタッフが率先してペイントしたんですね。そうしたら、それを見た来場者の方々も「じゃあ自分も」という感じで、自然と列ができていって。最初の一歩さえつくれれば、あとは場の雰囲気が勝手に広げてくれるんだなと実感しました。



Q

── インタビュワー

当日、予想していなかった出来事や「これは嬉しかった!」と思った瞬間があれば、ぜひ教えてください。

A

── 相澤氏

海外の方もペイントしてくれていたことですね。言葉が通じなくても、ペイントをきっかけに笑顔でやりとりが生まれていて。「楽しいことは世界を越えるんだ」と思いました(笑)。あれは本当に印象的な光景でした。欧米の方にとってはむしろ日常的で、アジアの方にとっては興味津々みたいな構図も確認できたのは改めての発見ですね。



Q

── インタビュワー

出展者の方々もフェイスペイントをしてくださったとのことでしたが、それによって会場の雰囲気や出展者・来場者の反応に何か変化はありましたか?

A

── 相澤氏

来場された一般のお客様だけでなく、来賓のお客様やスポンサー企業の方々、選手関係者にまで広くフェイスペイントの有効性を知っていただけたと思っています。出展者の方々がペイントしながら接客することで、ブースに近づきやすい雰囲気ができていたのも大きかったですね。




Q

── インタビュワー

今後のフェイスペイントやボディペイントの活かし方について考えていることがあれば教えてください。

A

── 相澤氏

ほかの出展者さんもボディペイントをしながら接客してたり、ボディペイントを通じて新たな交流が生まれていたり、たまたまた通りかかった子どもたちも楽しんでくれてたり⋯、実は今回の手応えから、次のステップが見えてきていて、フェイスペイントブースをスポンサーのブランドコミュニケーションに活用してはどうかと考えているんです。


企業ロゴの露出以外の広告効果を出すのって結構むづかしいんです。でも会話があるブースってもっと上手に使うべきじゃないかと思っていて、フェイスペイントのような写真と楽しい作戦会議があるブースってお客さんにとっても満足度につながると思うんですよね。


SNSってそういうエピソードがあってはじめて拡散されると思うんです。——それって、もうブランドコミュニケーションになり得るじゃないですか。フェイスペイントやボディペイントがそのまま"動く広告"になる感覚ですね。楽しませながら宣伝もできている構図は、運営側にとっても来場者側にとってもスポンサー側にとっても理想だと思うんです。 Q

── インタビュワー

最後に、イベントへのフェイスペイント導入を検討している他の主催者の方に、ひと言アドバイスがあればいただいてもよろしいでしょうか?

A

── 相澤氏

ぜひ、来場されたお客様を楽しませるだけでなく、スポンサー企業にも喜んでいただけるような活用をお薦めします。フェイスペイントは「場を盛り上げる演出」としてだけ見られがちですが、使い方次第でスポンサーへの価値提供にもなる。そういう視点で設計すると、導入の意義がぐっと広がると思いますよ。



現地での様子(写真)は、こちらの記事からご覧頂けます。



三浦海岸 × フェイスペイントが示したビジネスモデルとしての可能性

話を聞いていると、主催者がフェイスペイントに見出したのは単なる「お楽しみ演出」ではないことがわかる。選手・スタッフ・観客・出展者——立場の異なる全員を「彩られる側」にすることで、会場全体をひとつのチームにする装置として機能させていたのだ。


そして次のビジョンは、スポンサーとの連動、SNS拡散、撮影スポット設置と、フェイスペイントをマーケティングのど真ん中に据えたものへと進化しようとしている。

コンテンツは「ビーチテニス」ではあるが、非常に汎用性の高いマーケティングモデルを描いているようだ。 記事:フェイスペイントジャーナル編集部 取材協力:一般社団法人トータルビーチスポーツ

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